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思い出のマーニー
思い出のマーニー』を観ました。

マーニー

なんだか琴線にビュンビュン触れられて、溢れるものが止まりませんでした。誰かに愛された実感、愛されている実感を確信することで再生していく主人公。傷ついたインナーチャイルドとちゃんと向き合って、誤解や掛け違えてしまったボタンをはめ直して自分を取り戻していく物語。

ナウシカやラピュタ、千と千尋とも違う新しいジブリ作品。ストーリーはもちろん、緻密で繊細でリアリティ溢れる自然や風景の描写が圧巻で本当に素晴らしかった。日本のアニメーターのレベルの高さに感動です。












| 映画 | 22:01 | comments(0) | - |
Blue Jasmine
久しぶりにおひとりさま映画。

大好きなウディ・アレンの最新作「Blue Jasmine

映画

N.Y.とサンフラン。上流階級と庶民ライフ。虚栄と現実。
様々な要素のコントラストがリズミカルにかつ鮮やかに描かれていてとても面白い。落ちぶれてもなお、ありもしない一発逆転ライフを夢みる主人公を演じたケイト・ブランシェットのくたびれ度が凄い!神演技!!アカデミー賞獲得も納得です。

78歳でこの映画の脚本と監督を担当したウディ。C・イーストウッドといい、アメリカにはいい意味でギラギラしたシニア監督がいっぱいいるなぁ。歳を重ねてなお創作への情熱を絶やさないエネルギーはいったいどこからくるんだろう。

ウディの次回作は南仏を舞台にしたロマンティックコメディだそう。これも楽しみ!














| 映画 | 22:08 | comments(0) | - |
Family Tree
ファミリーツリー」やっと観ました(Wowowからの録画で)。
原題は「The Descendants」というんですね。邦題に直して台無しになってしまうパターンもあるけれど、この「ファミリーツリー」という邦題はいいと思う。ストーリーにも合っているし、とてもわかりやすい。
 
ファミリーツリー

モーターボートで事故に遭った妻は昏睡状態。その妻が浮気をしていたことが発覚。ご先祖様から譲り受けた莫大な土地をめぐる親族との遺産相続問題。娘たちとの葛藤...などなど、うんざりするような出来事があるのだけれど、変に深刻に映らないのはハワイの暖かく優しい空気と雄大な景色のせいだろうか。流れるハワイアンミュージックの明るいのにどこかノスタルジックなメロディがまたいいのだ。

マット・キング(ジョージ・クルーニー)が受け継いだのはカウアイ島の広大な土地。大好きなカウアイ島の自然が映るといやがおうにも胸がわくわくしてしまう。ナパリコースト(Na Pali coast)の絶景はチャンスがあったら一度は見てみてほしい場所。父娘でその土地を静かに眺めながら、先祖からの想いや母親との思い出に浸るシーンはとてもステキ。また島の北にある高級リゾート地プリンスヴィル(Princeville)も出てくるのですが、ここは静かな大人のリゾート地といった雰囲気で本当に素晴らしいところ!ワイキキとはまた違ったラグジュアリーな自然と空間が出迎えてくれます。

穏やかな自然とは裏腹にとても人間くさいドラマが展開するわけですが、娘たちやその友だち、そして娘のボーイフレンドがしゃべる英語がまた「今どき」で面白くて「あーあーもうそんな言葉遣いしてー」と思う親(マット)の気持ちがよくわかる。笑。そして妻が浮気をしていたことを知って、昏睡状態の妻に想いを吐き出すときのマットの憤りと悲しみをジョージ・クルーニーが巧く演じてる。

ラストシーン、リビングで父と娘たちがカウチに座ってアイスクリームを食べてるとこもまたいいです。大きなボウルにストロベリーとモカチップのアイス。なんとも「アメリカな感じ」がたまりません。そして、母親が病室のベッドでずっと掛けていたハワイアンキルトのベッドカバーを3人でかけてるところに、母親への「許し」と「愛情」を感じます。

ハワイで生活をしている人々にとって、そこは私たちが思う「楽園」とはまた違う現実が当然あるわけで、朝からプールサイドでのんびりするわけにはいかないし、毎日ハイブランドで買い物できるわけではないし、ルームサービスをいつも頼めるわけじゃない。

I've got nothing, but time.

そんなセリフがあったけれど、なんと贅沢なことだろう。裏を返せばヒマ?退屈?ってことかもしれないけど、たっぷり時間があるというのはやっぱり贅沢なことだよなぁ。

もし私がマットと同じ立場だったら、先祖から引き継いだ土地についてやっぱり同じ決断をしたいと思う。親族に恨まれても、不動産屋にどんなに高額な買値を言われても、あの雄大な自然はそのままに次の世代に引き継いでいきたいと思う。










| 映画 | 23:31 | comments(0) | - |
Midnight Run
先日たまたまWowowで放送されることを知って即録画!久しぶりに観たけれど、やっぱり最高に面白かった!

デニーロ主演の映画の中でも、大、大、大好きな映画
Midnight Run』 

midnight run

こういう映画最近ないよなぁ。
最新の特撮やCGが駆使されているでもなく、派手なアクションがあるわけでもないけど、ストーリーと役者たちがみんなすごくイイのだ。元シカゴ警官のバウンティハンターをジャック役をデニーロが演じていて、これまたいいんだなぁ。そしてマフィアのお金を正義感から横領した会計士デューク役にチャールズ・グローディン。彼も巧い!

賞金のため、ジャックがデュークを捕まえてN.Y.へ向かうまでにすったもんだがあるのですが、そのすったもんだも面白い!"F"wordも満載で(笑)、それもまた会話のいいリズムになっていて笑ってしまう。でもかといってコメディかというとそうではなくて、きっちり人間同士の情とか優しさとかも描かれているフューマンドラマなのです。旅の間に2人に芽生えた「男の友情」が、ちょっとジンとするラストにつながるのだけれど、それは観てのお楽しみ。

見終わった後「なんかいいね!」そんな気分にさせてくれる映画です。
いやぁこの頃のデニーロ、最高にいいかも!
















| 映画 | 11:10 | comments(0) | - |
MONEY BALL
好きだなぁ、こういう映画。なんかちょっと元気でます。
MONEY BALL』 

マネーボール

MLB Oakland AthleticsのGMビリー・ビーンを演じたブラッド・ピットが良かった。『オーシャンズ』シリーズみたいに常に何か食べてる(笑)。どなたか俳優さんが言ってましたが、食べながら台詞を言ったり、食べ終えたタイミングで何か言うといった演技は本当に難しいそうです。またピーター・ブラント役のジョナ・ヒル(Jonah Hill)もとてもチャーミングでした。

全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」によって改革が行われ、常勝球団へ成長していくプロセスは、単純と言われようが、ありがちなアメリカンドリームと言われようが、本当にワクワクするし胸が熱くなる。

自分が試合を観戦すると負けてしまう、というジンクスから、ビリーはいつもトレーニングルームで静かに結果を待つ。ドラマティックな展開をしたゲームでどよめくスタジアムの歓喜の嵐と、たった1人胸震える喜びに浸るビリーの静かな、でも、力強いガッツポーズのコントラストが印象的です。そしてほんの少しだけれど、懐かしいBoston Red Soxの本拠地Fenway Parkが映るのも嬉しい!

タイムリーに今日本にOakland Athleticsが来日していますね。映画を観た後なので、なんか少し親近感がわいちゃいます












| 映画 | 14:35 | comments(0) | - |
Midnight in Paris.
先日の第84回アカデミー賞で自身が監督したMidnight in Parisで見事脚本賞(Original Screenplay)を受賞したウッディ・アレン。いつのもように授賞式会場には現れなかったけれど、喜んでいるかな(笑)。いやきっとシニカルに受け流すに違いない。あるいは知らないふりしてN.Y.のクラブで大好きなクラリネットを吹いているかもしれない。

この映画日本でも公開するかなぁ。
キャストがまた逸材揃いですごく見たい!
キャシー・ベイツ、オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、カーラ・ブルーニ(仏大統領夫人)!!

映画

歳を重ねてなお、フィルムへの情熱を失わず製作し続けてくれるウッディ。これからもっともっと面白い作品を作り続けてほしいです。











 

| 映画 | 08:32 | comments(0) | - |
LENONNYC
昨日はジョン・レノンの命日でしたね。
そういえばちょっと時間が経ってしまいましたが、9月に『ジョン・レノン、ニューヨーク』を観ました。ちょうど劇場公開終了間際に、1人東京都写真美術館へ駆け込んだのでした。

映画は、ジョン・レノン生誕70周年&没後30周年を記念して制作されたドキュメンタリー。ビートルズを解散したのちに移り住んだニューヨークでの暮らしやヨーコとのプライベートを、当時からの友人のエピソードやスタジオでの音源、ヨーコさんのインタビューで構成されています。

レノン&ヨーコ

私は残念ながらビートルズ世代ではなくて、幼少期にビートルズを聴いていたわけでもなく、ジョンが凶弾に倒れたときのこともあまり記憶にありません。当時の私はたしかYMOに夢中でした たしか20歳くらいの頃バイト先のビートルズ好きの先輩がオススメ曲をカセット(!)に入れてくれて聴いたのが、私のビートルズ初体験です。当時聴いていて耳に心地よかったのはなぜかポールの曲。ジョンの曲で強いインパクトがあったのは、昔何かのTVCMで使われていた「WOMAN」。今でもこの曲のイントロが流れるだけで、ちょっと胸にグッときちゃいます。

映画の中で印象的だったのは、ヨーコとよりを戻して息子ショーンが生まれ、専業主夫としてキッチンに立つジョンの穏やかな笑顔。ショーンを背中におんぶしてあやす優しい眼差し。アーティストとしてのジョンではなく、ただの「父親」として存在している姿がとても人間味あふれていて素敵だなぁと感じました。

それにしても、この映画を通してみても明かなのがオノ・ヨーコという人生の凄さ!ジョン・レノンに出会ったという奇跡。そのジョンを失うという悲劇。その悲しみと共に生き、今もなお世界に平和を訴え続けている女性。昨日も毎年恒例となっている「ジョン・レノン スーパーライヴ2011」が開催された様子を朝の情報番組で観ましたが、78歳にしてあのパワー...さすがです。年齢を重ねてますますパワフルにグラマラスになっている気がします。

映画館入り口に飾られていた色紙。
胸元がセクスィー!

yokoono

今や黒いお洋服に帽子がトレードマークですね。
映画の中のファッションもすごくよくて、60年代、70年代のヒッピーっぽいスタイルが今とても新鮮に感じました。何よりジョンとヨーコの2人そのものがカッコいいのです。

すでにDVDも発売されているようなので、ジョン・レノンファンの方、見逃してしまった方は是非ご覧になってみてください。











| 映画 | 10:14 | comments(0) | - |
JURASSIC PARK ULTIMATE TRILOGY
昨日パパがオーダーしてくれたBLU RAYが届いた!
こんなどんよりしたお天気の日に見たくなる映画 

JURASSIC PARK ULTIMATE TRILOGY

jurassic park 

やっぱり格段に映像がキレイ!色も質感も鮮明でクリアです。
何度見ても最初に恐竜が現れるときのあの登場感みたいなのにワクワクしてしまう。シリーズ最初の作品は、もう20年近く前に製作されているというのに技術の古さなんて全く感じません。ILM工房の技術の高さに感服!

アタシ的には批評家からの評価が低かったパート2がけっこう好き(笑)。皆さんはどれがお好みですか?








| 映画 | 10:14 | comments(0) | - |
ライフ −いのちをつなぐ物語−
昨日は小学校の開校記念日でお休み。よってハハは兄貴をエンターテインしなければなりません(笑)。アタシ的にはディズニーランドとか行ってみたかったけど「行く?」って聞いても全然テンション上がらずで却下 最後に行ったのは4年くらい前か...。身長も伸びたし、スペースマウンテンもビックサンダーマウンテンも乗り放題だぜ、兄貴 でも「オレああいうの好きじゃないんだよね」だって...。本当は好きじゃないんじゃなくてただ怖いくせに(笑)。でもいつか行こうね。

で、結局前から見たいと言っていた映画を観に行くことにしました。

ライフ −いのちをつなぐ物語−

ライフ

イギリスBBC制作のネイチャードキュメンタリー映画。
これまで見たことのない映像が盛りだくさんでとても興味深かったです。一体どれくらいの時間カメラをまわしたんだろう。どういうアングルでどうやって撮影したんだろうと、メイキングのほうも気になってしまうほど素晴らしい映像でした。

野生の生き物たちは、毎日生と死を身近に感じながら必死に生きていて、その中に家族愛があり、母性愛、父性愛があり、種を保存するためのオスメスのつながりがあり、私達人間と変わらないいのちの営みがありました。生後1日のゾウの赤ちゃん。水場を探すために家族みんなで10kmの道のりを歩きます。途中沼地に足をとられ、一時は命を落としてしまうかと思うほどの危機を人間は体験することはありません。

自分が産んだ卵からオタマジャクシになるまで見守り、1匹ずつ背中におんぶして木の高いところに生えている植物の根元(水溜りがある)に運び、カエルになるまで懸命に育てる母カエルの姿。

普通単独で行動し狩りをすると言われているチーター。サバンナ一の俊足でも大きな動物を捕らえるための腕力はありません。でもドキュメンタリーでは3兄弟で大きなダチョウを捕らえる映像が映し出されていました。力を合わせて狩をすることを学んだチーターたち。

いのちのために捕らえるいのち。
いのちのために知恵を使ういのち。
いのちのために進化していくいのち。

映画を観て人間も同じ地球に住む生物の一員として、この自然界のバランスを守っていく使命があると感じました。人間の驕りのせいで、動物たちの生態系をゆがめることは決してあってはならないと思います。

ダイナミックな生き物達の姿が迫力ある映像で見れて良かったです。
兄貴と映画というといつもヒーローもので、上映時間の半分は夢の中 なことが多いんだけれど、久しぶりにしっかり楽しめました!










| 映画 | 09:51 | comments(0) | - |
セヴァンの地球のなおし方
映画『セヴァンの地球のなおし方』(原題:"Severn, The voice of our children")を観てきました。 

1992年、リオデジャネイロで開催された地球サミットでセヴァン・カリス・スズキが訴えたスピーチを、また、そのシンプルかつパワフルに真実を訴えるまだあどけない少女のインパクトを覚えていらっしゃる方もいるかもしれません。

「どうやってなおすかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」

セヴァン

映画は、あの伝説のスピーチから20年が過ぎ、母になったセヴァンが今世界に伝えたいこと、また日本とフランスで真剣に「食」「自然環境」と向き合う人々の姿を追った素晴らしいドキュメンタリー。

観終わって強く感じたのは「もう1度丁寧に日々の「食」について見直したい」ということでした。

監督はジャン=ポール・ジョー。フランスのオーガニックブームに大きく影響を及ぼした『未来の食卓』を監督した方です。

放射能汚染、農薬汚染、森林伐採、豊かな大地を瞬時に破壊する都市計画、遺伝子組み換え...セヴァンのスピーチの以降も、地球環境は良くなるどころか、ますます厳しい状況にあるように思います。未来に希望を見出すことが難しい状況の中で彼女は訴えます。

「世界の母親や父親に伝えたいのは、子どもたちのために世界をよくすべきだということ。大変な仕事ですが、子を持つ親にはわかるはずです。」

「自分の子どもを心配する親こそ環境問題の一番の希望だと思います」

本当にその通りだと思う。今の子どもたちが育つ未来を、そのベースを作り上げ決めるのは私たち大人なのだから。

20年前の彼女のスピーチがいまだに耳に痛い。

あなたたち大人は、
私たち子どもたちに世の中でどうふるまうか教えてくれます。
例えば、争いをしないこと。
話し合いで解決すること。
他人を尊重すること。
ちらかしたら自分でかたづけること。
他の生き物をむやみに傷つけないこと。
わかちあうこと。
そして欲ばらないこと。
ならばなぜ、あなたたちは、
私たちにするなということをしているんですか。

今まで漠然とただただ受け身だったこと、自分自身できちんと思考し、物事に向き合わなかったことを反省して、これからはしっかり自分で考え行動していきたい。

セヴァンがあのスピーチ以降も変わらず、その内容に忠実でいることに心から感動します。そして生まれたばかりの息子を腕に抱くセヴァンの母としての美しさに胸うたれました。

是非観てください。
忘れていたもの、本当に大切なことが見えてくると思います。












| 映画 | 20:38 | comments(0) | - |