久しぶりにおひとりさま映画。
N.Y.とサンフラン。上流階級と庶民ライフ。虚栄と現実。
様々な要素のコントラストがリズミカルにかつ鮮やかに描かれていてとても面白い。落ちぶれてもなお、ありもしない一発逆転ライフを夢みる主人公を演じたケイト・ブランシェットのくたびれ度が凄い!神演技!!アカデミー賞獲得も納得です。
78歳でこの映画の脚本と監督を担当したウディ。C・イーストウッドといい、アメリカにはいい意味でギラギラしたシニア監督がいっぱいいるなぁ。歳を重ねてなお創作への情熱を絶やさないエネルギーはいったいどこからくるんだろう。
ウディの次回作は南仏を舞台にしたロマンティックコメディだそう。これも楽しみ!